Updated 00/06/13 

最近、元気の良いドイツ映画をご紹介します。

ハリウッドにはないものが、この映画にはありますよ。
#8
ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア

-Knocin' on heaven's door-
1997・ドイツ 

監督;トーマス・ヤーン
出演;ティル・シュヴァイガー
    ヤン・ヨーゼフ・リーファース
最近のドイツ映画は、元気が良いですね〜。
ハリウッド映画には、ない良さがあります。
と、エラそうに書いている私ですが、実はドイツ映画って、あまり観たことなかったんですよね。
この映画は、本国ドイツでも大ヒットした、ロード・ムービーです。
脳腫瘍のマーティン(ティル・シュヴァイガー)と、骨肉腫のルディ(ヤン・ヨーゼフ・リーファース)は、余命幾ばくもないと宣告され、同じ病室に収容される。
チェーン・スモーカーで粗暴なマーティン、内向的で気弱なルディは、全く対照的な性格。
そんな二人が、ロッカーにあったテキーラを見つけた事から、全てが始まった。
マーティンはルディと共に、レモンと塩を求めて、病院の厨房に忍び込む。
お目当ての物を見つけ、テキーラを飲み交わしている時、マーティンは、「天国じゃ、みんなが海の話をするんだぜ。 海がどんなにきれいかってね」 とルディに言う。
だが、ルディは未だかつて、海を見た事がなかった。
二人は、最後の望みを叶えるべく、病院の駐車場からベンツを盗み、いざ海へと。
しかし、彼らの盗んだベンツは、あろう事かギャングの車。
一方、パジャマ姿で抜け出した二人は、お金もなく食べ物もない。が、マーティンが車にあったピストルを見つけ、それを武器にガソリン・スタンドを強盗、その上、銀行強盗までやらかし、警察にもギャングにも、追われる羽目になる。
その矢先、二人はベンツのトランクから、アタッシュ・ケースを発見。中には、何と100万マルクもの大金が・・・。
彼らはそのお金で、豪華ホテルにチェックインし、シャンパンを浴びるほど飲んで、豪遊する。
翌朝、二人が目覚めた時には、警察がホテルを包囲、報道陣も駆けつけ、完全に追いつめられてしまうが・・・。
さて彼らは、最後の夢−海を見る事−が出来るのでしょうか?
この映画の良さって、シチュエーション的に悲壮感が漂って当然なのに、それが全くないところ。
銀行強盗だの、過激な事をやっている割には、全然観る者に不快感を与えない過激さ。
毎度毎度、間一髪の所で、彼らが、するりとかわして逃げてしまうとこも、面白かった〜。
ちょっと、出来過ぎ、ってのは否めないけどね・・・。
余命いくばくもない二人の連帯感、そして友情が、うまく描かれている作品でした。
最後の終わり方も、好きだわぁ〜。
Reeのお勧め度

 


 

ラン・ローラ・ラン

-Lola rennt-
1998・ドイツ 

監督;トム・ティクヴァ
出演;フランカ・ポテンテ
    モーリッツ・ブライブトロイ
これまた、面白い映画でした〜。
ドイツのテクノポップに乗って、主人公ローラがひたすら走る映画です。
ドイツでも、もちろん大ヒットしたこの作品、赤毛のローラを真似るジャーマン娘が続出したらしい。
ストーリーは単純・明解なんですが、この映画の場合、3つのヴァージョンが用意されているんです。
ローラの走り方によって、オチが違ってくるんですよね〜。
午前11時40分、ベルリン。
ローラ(フランカ・ポテンテ)のもとに、恋人マニ(モーリッツ・ブライブトロイ)から、電話がかかってくる。
犯罪組織の運び屋マニは、ボスに渡す10万マルクを、地下鉄の座席に置き忘れてしまい、窮地に追い込まれていた。
−何とかして、10万マルクを工面して、12時にボスにお金を渡さなければ殺されてしまう。ローラ、助けてくれ。−
恋人のSOSに、ローラはベルリンの街に飛び出した。
タイムリミットまで、わずか20分。
この20分の間、ローラは恋人を救うために、ひたすら走る!
おもしろいのは、所々アニメを使ったり、ストーリーのオチをローラの走り方によって変えたりしているところ。
ローラと接触した人たちの、未来までもがフラッシュバックで流れたり、とにかくこの演出方法は、斬新で面白い!
ドイツ映画をあなどるなかれ、騙されたと思って観て下さ〜い。
Reeのお勧め度

 

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