Updated 00/09/23 

心に浸みるドラマを観たければ、これを観るべし!

あなたにきっと、生きる勇気を与えてくれるはず。
#9
サイダーハウス・ルール

-The cider house rules-
1999・アメリカ 

監督;ラッセ・ハルストレム
出演;トビー・マグワイア
    マイケル・ケイン
初めに感想を書いてしまいますが、このような作品には、滅多にめぐり会えません。
観た後、必ず優しい気持ちになれる、そんな作品です。
マイケル・ケインは、この作品で2000年のアカデミー助演男優賞を獲得しました。
彼の演技も素晴らしいのですが、主人公のトビー・マグワイアのピュアな存在感、そして最近売れっ子のシャーリズ・セロンの美しさ、その他、エリカ・バドゥやLヘビィ・Dと言った、売れっ子のミュージシャンも脇役として出演しています。
ホーマー(トビー・マグワイア)は、メイン州ニュー・イングランドの孤児院で生まれた。
赤ん坊の頃、養子に貰われて行っては、すぐ出戻ってきてしまうホーマーを、ラーチ院長(マイケル・ケイン)は「この子は特別な子」と思い始める。
その後、ホーマーは孤児院で成長し、ラーチ院長の助手として医療や孤児の世話を手伝うようになる。
しかし、ラーチ院長は、分娩の他に、その当時違法とされていた堕胎を行っていた。
ホーマーは、堕胎の手伝いだけは拒んでいたが、ある日、キャンディとウォーリーというカップルが、堕胎のため孤児院にやって来る。
同じ年頃の二人を見て、外の世界を見てみたいと思ったホーマーは、孤児院を出る事を決意。
ラーチ院長の心配をよそに、ウォーリーの実家であるリンゴ園で働き始める。
ホーマーは、新しい事を次々と吸収していき、キャンディとも恋仲となるが・・・。
ラーチ院長が言う、「人の為になることをしろ」という意味を模索しながら、ホーマーが成長していく様子が、見事に描かれています。
原作者であるジョン・アービング自身が、脚本を担当しただけあって、話の展開に全く無理がなく、最後に全ての事柄が意味をなしている事に気づくはず。
この映画は、諸般の事情で映画化までに13年かかったらしいのですが、至るところに丁寧さが現れています。
冒頭にも書いた通り、このような作品には、まずあと2,3年はお目にかかれないでしょうね。
Reeのお勧め度

 


 

遠い空の向こうに

-October sky-
1999・アメリカ 

監督;ジョー・ジョンストン
出演;ジェイク・ギレンホール
    クリス・クーパー
私が運営しているMLのメンバーから、この作品は良い!と、強力プッシュされて、観た作品です。
これも、最初に感想を書いてしまいますが、この作品は、自分の道に迷っている人、自信をなくしかけている人には、絶対お勧めの映画です。
この作品、強力なウリがないせいか、ちょっとマイナーなんですが、それでも観る価値は十分ありますよ。
1957年、アメリカ、ウエストバージニアにある炭坑の街、コールウッド。
ホーマー(ジェイク・ギレンホール)は、ソ連が打ち上げたスプートニクを観て、ロケットの虜になる。
友人3人と、ロケットを作りはじめるが、素人がロケットを作るということは、簡単な事ではなかった。
炭坑で働くホーマーの父ジョン(クリス・クーパー)は、彼が自分の跡を継いで、炭坑で働く事を願っていたため、ロケット作りに反対する。
紆余曲折の末、なんとか打ち上げられるロケットが完成、科学博覧会に出品しようと意気込んでいる中、ロケットが原因と思われる山火事が発生。
彼らは、ロケット作りを断念せざるを得なくなる。
さらに炭坑での事故のため、ジョンが入院。
一家を支えるため、ホーマーは父の代わりに炭坑で働き始める。
しかし、彼のロケットへの熱い思いは断ち切る事が出来ない。
山火事は、本当に自分たちのロケットが原因だったのか?
彼は、その日のロケットが、どこに落ちたか算出し、友人と共にロケットの落下場所を探し当てる。
山火事の疑いが晴れ、自分が何をしたいのかをはっきり自覚したホーマーは、炭坑を辞め、再びロケット作りを始める。
依然として父は、彼に理解を示そうとはしなかったが・・・。
NASAの科学エンジニア、ホーマー・ヒッカムの実話を映画化したこの作品、まさに私たちが忘れかけてる情熱や勇気を、観ている者に教えてくれた映画でした。
ロケット作りに燃えた4人の”ロケット・ボーイズ”が、自分たちの夢を実現しようとする姿、そして彼らに手を貸す大人たちがまた、素晴らしかった!
人が一人で成し遂げられる事など、ほとんど皆無に近いって事を、皆さんの心にも留めておいて欲しいですね。
Reeのお勧め度

 

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