Updated 01/03/30 

彼の評価が、ますます高まった2作品をご紹介します。

これからは、どんどん普通の役にもトライして欲しいな。
#3
アメリカン・ビューティー

-American beauty-
1999・アメリカ 

監督;サム・メンデス
出演;ケビン・スペーシー
    アネット・ベニング
ご存じ、2000年のアカデミー賞主要5部門に輝いた、この作品。
この映画のタイトルとなっている、”アメリカン・ビューティー”には、3つの意味があります。
1つは、バラの品種。2つ目は、アメリカ美人、そして3つ目は、まさしく「アメリカの美」。
イギリスの演劇会では、超・売れっ子の演出家、サム・メンデスが、アメリカの家庭崩壊の様や、アメリカ人が持つ価値観を、独創的に描いた作品。
レスター(ケビン・スペーシー)は、中年サラリーマン。
会社では、リストラの対象、家庭では、妻キャロリン(アネット・ベニング)からも、娘ジェーンからも、相手にされない、サエない男。
そんな彼が、ある日、娘の友達アンジェラに恋をした。
露骨な態度で、アンジェラに接する父親に、ジェーンはげんなり。
そんなジェーンに関心を持ち、ビデオカメラで撮り続けていたのが、隣家に住むリッキー。
ごくフツーに見えるこの家族は、夫婦の溝も、親子の溝も埋められないままであった。
レスターは、アンジェラに恋をしたことで、自分が失っていた生きる意欲を、取り戻したとたん、開き直る。
会社をゆすって、大金を手にして辞めた後、真っ赤なスポーツ・カーを買い、アンジェラに好かれるべく、シェィプ・アップまで始める始末。
妻にも娘にも、相手にされない彼にとって、まさしくアンジェラは、美そのもの。
一方、キャロリンにとっては、高価な家具や上等の服、完璧なコーディネートで暮らす中、唯一、彼女の美意識を壊す夫の存在自体が、ストレス。
不倫にも走り、仕事でもサクセスしようと、一生懸命になる。
結局、この家族、やりたい放題で、どうなっちゃうの?って感じなんですが、最後にある事件が起こるんです。
書きたいのは、山々なんですが、書いてしまうと面白くなくなりますので・・・。
ビューティーという、うつろいやすさの象徴を、見事に表現している作品でしたね。
イギリス人の監督が撮った、アメリカの美、非常に独創的かつ、シニカルでした。
この映画の成功の原因は、そこにあるのかもね。
Reeのお勧め度

 


 

ペイ・フォワード

-Pay it forward-
2000・アメリカ 

監督;ミミ・レダー
出演;ハーレイ・ジョエル・オスメント 
    ケビン・スペーシー
アカデミー俳優のケビン・スペーシーとヘレン・ハント、そして”シックス・センス”でアカデミーにノミネートされ、天才子役の名を欲しいままにしてきたハーレー・ジョエル・オスメントが、感動のドラマを作り上げました。
監督は、”ディープ・インパクト”のミミ・レダー。
トレバー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は、アルコール依存症に苦しむ母のアーリーンと二人暮らし。
新学期が始まり、中学生になったトレバーのクラスに、社会科教師ユージーン・シモネット(ケビン・スペーシー)が赴任してくる。
クラス初日、ユージーンは、「世の中をよくする方法を考える」という宿題を出す。
クラスメートが、いろいろなアイディアを出す中で、トレバーが提案した事は・・・。
−3人の人に善意を施し、その3人が別の3人にまた、善意を贈る−
というアイディア、−ペイ・フォワード−だった。
トレバーは、自分のアイディアを実践すべく、ホームレスを家に連れて帰り、寝・食を提供、彼の社会復帰の手助けをする。
やがてトレバーは、自分自身でも実践してみた−ペイ・フォワード−が、とても困難である事を、思い知って行くのだった。
しかし一見、失敗したかに見えたこのアイディア、実は密かに人々に広まっていたのだ。
この映画の素晴らしいところは、世の中をよくするという漠然としたテーマでありながら、観た人の心を捉えて離さない、引力みたいな魅力があるところ。
−ペイ・フォワード−には、今後も多くの可能性と、新しいドラマが、無限に広がっていくのです。
俳優陣の演技も、言うことなし。
特に、ハーレイくんは、”シックス・センス”の時以上のすばらしい演技!
ホントに末恐ろしい子役です!
Reeのお勧め度

 

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