Updated 00/12/18 

誰もが一度はなりたいと思う、透明人間と宇宙飛行士。

彼らを描いたSF映画を、ご紹介します。
#8
インビジブル

-Hollow man-
2000・アメリカ 

監督;ポール・バーホーベン
出演;ケビン・ベーコン
    エリザベス・シュー
常にショッキングな作品を作り続けてきた、ポール・バーホーベン監督の最新作。
透明人間を描いた作品は、何作かあるものの、ここまでショッキングに描き切るとは、さすがです。
もちろん、セックス・バイオレンス・エログロてんこ盛り。
セバスチャン・ケイン(ケビン・ベーコン)は、天才的科学者。
軍の極秘プロジェクト−人間を透明にする−という研究を、任されていた彼は、長年の研究の末、動物実験に成功。
元の状態に戻す薬も開発し、セバスチャンはリンダ・マッケイ(エリザベス・シュー)らを率いて、ペンタゴンに赴く。
しかし、セバスチャンは、軍に研究の成果を明らかにしようとしなかった。
いぶかるリンダらに、「人体実験を成功させてから、報告する」と言うセバスチャン。
彼は、自らの肉体を使って、人体実験をしようと考えていた。
そして、セバスチャンの人体実験は成功し、見事に透明人間となった彼は、ほんの遊び心から、いたずらを始める。
その3日後、彼を元に戻す実験が行われるが、失敗に終わってしまう。
自信満々だったセバスチャンは、何故失敗したのか、苛立ちを募らせ、次第に彼自身の精神にも、影響は及んでゆき・・・。
とにかく、特筆すべきは、VFXの精巧さ。
人間が透明になる過程では、皮膚がはがれ、筋肉や骨がむき出しになり、徐々に透明になっていくという、リアリティあふれる映像になっています。
エログロいことは、否めませんが、それでもVFXがここまで進化している、というのを確認するには、良い作品かも。
後半は、まさしくスリリングな展開となり、ラストではなんと、エリザベス・シューのアクション炸裂です。
彼女、こういうアクション系の役が少なかっただけに、ファンには必見となるでしょうね。
まさしく、透明人間になった男の、狂喜を描いた作品でした。
Reeのお勧め度

 


 

スペース・カウボーイ

-Space cowboys-
2000・アメリカ 

監督;クリント・イーストウッド
出演;クリント・イーストウッド
    トミー・リー・ジョーンズ
こんな豪華な出演者の映画は、二度と作られないかもしれません。何てったって、ハリウッドの4大大御所俳優が、勢揃いして作られたんですから。
クリント・イーストウッドの22本目の監督作となるこの映画、もちろん彼自身も出演して、しっかり健在ぶりをアピールしています。
1958年、アメリカ空軍選り抜きのパイロットだったフランク(クリント・イーストウッド)、ホーク(トミー・リー・ジョーンズ)ら4人は、チーム・ダイタロスとして、宇宙ロケット打ち上げに向け、訓練を重ねていた。
しかし、その計画の主導権は、打ち上げ直前にNASAに移り、NASAは彼らではなくチンパンジーをロケットに乗せると宣言。
彼ら4人は、宇宙に行き損ねてしまう。
月日は流れ、その40年後、フランクの元にNASAがやってくる。ロシアの通信衛星アイコンが、システムエラーのため、軌道を外れ墜落の危機に瀕しているという。
アイコンの設計者であり、今では唯一システムを修理出来る人間となったフランクに、協力を要請に来たのだ。
一旦は断ったフランクだったが、「チーム・ダイタロスのメンバーと一緒なら、宇宙に飛んでアイコンを直す」という条件を出す。
NASAは、渋々、彼の条件をのむが、宇宙飛行士としての身体的・体力的条件をクリアーしろと言う。
かくして、再び結集した4人は、体力テストや健康診断、そして過激な実務訓練を、わずか数十日でこなし、宇宙へと飛び立つ。
そして、アイコンの修理に取りかかったフランクは、重大な秘密を知ることに・・・・。
彼らの個性が生かされた役どころもさることながら、これだけの大御所が揃っていれば、もう何も言う事ありましぇーん。
これからも、ハリウッドでがんばれー!ってエールを送りたい気分ですな。
他の監督ならば、ここぞとばかり泣かせる場面も、あっさりめ。でも、これがクリント流、男の美学なんでしょうね。
最後の終わり方、良かったですぅ〜。
Reeのお勧め度

 

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